SUPER SWEETS ACADEMY

道場 六三郎 みちば ろくさぶろう

道場 六三郎
1931年 1月3日石川県山中温泉に生まれる。
1948年 家業の茶道具漆器の座り仕事が合わなかったこともあり知り合いの魚屋の手伝いに入り、初めて包丁を握る。
1950年 本格的に料理人を志し、銀座「くろかべ」で料理人としての第一歩を踏み出す。その後、神戸「六甲花壇」、金沢「白雲楼」と修行を重ねる。
1959年 「赤坂常盤家」で、チーフとなる。その間、衆議院議員会館、総理官邸、明治記念館等へ出張に赴く。
1971年 銀座「ろくさん亭」を開店。
1993年 この年から始まったフジテレビ「料理の鉄人」では、初代「和の鉄人」として27勝3敗1引分けの輝かしい成績を収め、有明でのワールドカップを始め、香港決戦、1995年1月事実上の引退試合となった最強鉄人決定戦等、全てのタイトルを手にした。
2000年 銀座にプリフィックスを取り入れた、新しいスタイルの和食「懐食みちば」を開店。
2005年 厚生労働省より卓越技能賞「現代の名工」受賞。
2006年 宮内庁より園遊会に招かれ、天皇陛下よりお言葉を賜る。
2007年 旭日小綬章受賞(勲四等)
2011年 80歳の節目に「道場旬皿」への取り組みを開始。
和食の伝統と道場独自の心を伝える試み。
 
ろくさん亭・懐食みちば
MESSAGE
食の業界を目指す方へメッセージ
「もの」を学ぶときには色々な礼儀や節度を身につけておかなければ「もの」を覚えることはできません。また料理に使う食材は生産者の方が大切に苦労して育てたものを提供していただいています。大切にする気持ちを忘れず食材を活かすことが大事です。料理道具も同じく大切にし常に綺麗に大事に保つことが重要になります。
スーパースイーツ調理専門学校への思いや期待
学校教育は人を作り上げるということだと思います。
料理を覚える前に人間性を育み、その中で思いやりや作法を身につけ、そのことで自然と良いものを吸収できるようになります。おもてなしは全て思いやりの心から生まれます。思いやりを大切にし常にどうしたらいいのか考え、それを習慣にできるよう学生生活を送ってほしいと思います。
新人が身につけておかないといけない技術力と人間力
いい仕事とは如何に無駄をなくせるかだと思います。時間の無駄、水の無駄、火の無駄などそれぞれですが、全て適切な量があるので、それを気をつけながら日々仕事をしていく。繰り返すことで、長い年月の中でそれが身につき癖にすることができます。また謙虚さを忘れず物事に取り組むことが大切です。最後にいい仕事をするには整理整頓が重要であることを忘れないでください。
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授業風景

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